6試合連続クオリティスタート! 広島2 – 2巨人(11月3日)

プロ野球

負けを覚悟した9回裏2アウト…。菊池 涼介選手が値千金の10号2ランホームランを放ち試合は振り出しに! それと同時に9回2失点と好投していた九里 亜蓮投手の負けは消え、戸郷 翔征投手の完封勝利は幻に…。

広島、森下の新人王へ戸郷を「みんなで阻止」監督 - プロ野球 : 日刊スポーツ
広島菊池涼介内野手が起死回生の1発で今季12度目の引き分けに持ち込んだ。チームメート森下と新人王を争う巨人戸郷の前に、広島は8回まで得点機をつくりながら0行進… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

(日刊スポーツ、2020/11/3)

ほんま、野球は最後の最後まで諦めちゃいけんですね。『九里が本当に頑張って投げていた』と援護射撃で勝負強さを発揮した菊池選手の一振りは、マツダスタジアムに集うカープファンの、はたまた、全国のカープファンの“森下 暢仁投手に新人王を獲らせたい”という想いが詰まった一撃でしたね!

さらには、戸郷選手は決して悪くないのですが、彼が新人王になることで、彼の名を借りて『育成の巨人』という虚言が大義名分を得るという事態に陥るところを、完全にひねりつぶしたという意味でも、溜飲が下がる思いがしたのはカープファンだけでは無かったはずです。3軍を設けて下手な鉄砲数うちゃ当たるという戦法は、そのうち社会問題に発展するであろうことをここでは予言として残しておきます。

さて、菊池選手のホームランを見届けて、空高く両手を挙げ喜んだ九里 亜蓮投手は、9月28日のDeNA戦(マツダ)で完封勝利を収めて以降、この試合を含めて6試合連続のクオリティースタート(先発投手が6回以上を投げて自責点3以下)を達成しました! つまり、2歳の息子さんが初めて『頑張ってきてね』と声援をくれたあの日から、彼は何かしらのスイッチが入ったままになっているのです!!

次シーズン、カープの先発投手陣の柱として、10勝超えを目指してやってくれそうですね!!

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