120試合制を考察する。

プロ野球
120試合制の今季は「選手層の厚いチームが有利」!? 専門家が分析する鍵は…
プロ野球は6月19日に開幕することが決まった。今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3月にシーズンをスタートすることができず、交流戦やオールスターもすでに中止が決定。通常よりも23試合少ない120試合制のペナントレースで各球団が頂点を目指すことになる。

1952年(昭和27年)以来、実に68年ぶりの120試合制となった今シーズンのプロ野球。しかし、6月19日という梅雨のシーズンに入ってからのスタートは長い歴史の中でも初で、僅か6ヶ月の間に120試合をこなすとなると、過密日程も予想されます。月曜日を移動日として、6連戦が多く組まれるはずで、先発投手の頭数が必要です。そこで、われらがカープの先発陣を予想してみます。

【表ローテーション】

大瀬良 大地(右) → 床田 寛樹(左) → 森下 暢仁(右) 

【裏ローテーション】

K・ジョンソン(左) → 九里 亜蓮(右) → 遠藤 淳志(右)

その他にも、実績がある野村 祐輔、再起を期する薮田 和樹、中村 祐太、戸田 隆矢、将来性豊かなアドゥワ 誠、山口 翔などが6番手に名前が挙がります。先発陣の並びを見る限り、セ・リーグでは1、2位を争う内容ですね。打者は田中広輔の復活と、菊池涼介の残留が大きく、西川龍馬、小園海斗といった若い選手の成長も含めて、バティスタの穴をチーム力で埋めるであろうと想像できます。唯一の穴は、やはり、「勝利の方程式」の一角である、8回、9回を誰に任せるか。一朝一夕に作られるポジションではないので、戦い方はただ一つ、「序盤で引き離す」。これに尽きると思います。つまり、1、2番コンビが足でかき回し、3、4、5で得点を重ねる。打順の固定化をいかに早くできるか。シーズン開始までは、そこに注目していきたいと思います。

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