カープドラフト1の関学大・黒原拓未投手(21)が12日、兵庫県尼崎市内のホテルで交渉に臨み、契約金1億円、年俸1500万円(金額は推定)で仮契約を結びました! ルーキーイヤーに狙うは、先発なら球団新人左腕初の2桁勝利、救援ならセ・リーグ新人最多33ホールドの更新とのこと。来月にも栗林良吏投手(25)が新人王に輝けば、森下暢仁投手(24)からの3年連続という快挙も視野に、さらには左腕としての球団初新人王獲得に意気込みを魅せていただきましたね!

(スポニチアネックス、2021/11/13)
しかしまあ、このところのカープドラ1大卒投手は、もうやばいって! 2人とも東京オリンピック金メダリストなんですよっ! 1人いるだけでもすごいことなのに…。彼らと比較されちゃう黒原投手が心配になりますよ…。どうか、無理をしないで、マイペースで1年を完走して欲しい…。今まで、球団新人左腕で10勝した投手なんていなんだから…。確かに、歴代をひも解いてみて、最も近いのでも2007年大学生・社会人ドラフト1位の篠田純平投手が2008年ルーキーイヤーに3勝(4敗)。その前年、2006年ドラ3、ぺろーんこと青木高広投手はルーキーで先発し5勝(11敗)。1999年に3球団競合で引き当てた”ラッキーストライク”な鯉人こと、河内貴哉投手は高卒だったにも関わらず、ルーキーで先発し9試合投げて1勝(4敗)。うーん。あの川口和久投手でさえ、開花は3年目(15勝10敗)。高校から社会人野球のデュプロを経由して1981年22歳のルーキーイヤーは先発機会なく0勝1敗でした。左腕と言ったら、皆さんご存じ大野豊投手の1977年ルーキーイヤーは、22歳になって9月4日の対阪神戦、リリーフで登板するも、アウトは掛布雅之選手から1つ取ったのみ。自責点5、防御率135.0で途中降板というそのときから、通算148勝138セーブ、生涯防御率2.90の伝説は始まった訳で…。
まあ要するに、カープ左腕のルーキーイヤーは、過度に期待しちゃだめよってことで、皆様ご認識いただいて、黒原投手には重圧をかけないでいただけたらと願ってやみません…。黒原投手、どうか背伸びしないで、のびのびと剛速球を投げてくださいね! 1軍ローテーションのイケメン枠確保を目標に…。PS;今年のドラ2左腕、森浦大輔投手(23)は、3勝(3敗)17ホールドじゃったね。勝ち星に限らなければ、カープ新人左腕ではある意味快挙でしたね!
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