あれから中1日経っても、事欠きませんね、侍ジャパンの話題。
7日に行われた決勝の対アメリカ戦。勝敗を分けたプレーは何? と訊かれたなら、私は2回表、1アウト1塁で、6番J.ウエストブルック選手(26)が放ったセンター左への強い打球を、柳田悠岐選手(32)がグラブを伸ばして掴み取ったシーンを挙げたいのですが、いかがでしょうか? あのプレー以降、先発の森下暢仁投手(23)が勇気を得て、持ち前の伸びるストレートで空振り三振を奪ったりと調子を取り戻しました。
強いチームは、センターラインがしっかりしていると云われます。侍ジャパンでいうと、扇の要甲斐拓也捕手(28)、坂本勇人遊撃手(32)、菊池涼介二塁手(31)、そしてセンターは柳田外野手でした。
7月19日に楽天生命パーク宮城で幕を開けた強化合宿は、柳田選手が右脇腹の違和感のため、初日から別メニューを与えられ、不穏な空気が漂うスタートだったものの、2017年からの稲葉ジャパン初期メンバーである坂本・菊池両選手がチームを引っ張ってまとめていったという記事がありました。

【侍悲願「金」の舞台裏】柳田別メニュー調整、不安な船出も坂本と菊池、マー君が声出し…侍が一つになった - サンスポ
野球、サッカー、ラグビー、ゴルフなどスポーツ全般、芸能の最新ニュースを掲載。サンケイスポーツ新聞(サンスポ)の公式サイトです。
(サンケイスポーツ、2021/8/9)
この二人といえば、9回表の最後のアウトを阿吽の呼吸でボールトスできる間柄です。キャプテンシーの勇人、気づかいの涼介、最強の二遊間に、勝利の女神は最後のボールを引き寄せました。

侍 菊池涼&坂本 あうんの呼吸でゲームセット 二遊間で無言のやり取り/デイリースポーツ online
正式競技となって以降では初の金メダルを獲得した野球日本代表「侍ジャパン」が8日、都内でメダリスト会見に出席。広島・菊池涼介内野手(31)は、金メダルを決めた最後のプレーで巨人・坂本勇人内野手(32)との息のあったやり取りなど、裏話も披露して...
(デイリースポーツ、2021/8/9)
想えば、侍ジャパンのセンターラインは、世界最強だったといえるでしょう。
翻ってカープの場合は、會澤翼捕手(33)を欠き、不振にあえぐ田中広輔選手(32)に代わり小園海斗選手(21)が台頭するも、センターは日和見状態…。ほんま、センターラインを強化する必要性を思う今日この頃なのでした…。
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