恩讐の彼方に…。

プロ野球

「戦った相手が『向こう30年は日本に手は出せないな』という思いになるほどの勝ち方をしたい」(イチロー、2006年)

ふと、あの言葉が脳裏に蘇りました。

パ・リーグの“恩讐”は、DH制を導入した1975年から45年の月日を経て、球界の盟主を標榜するセ・リーグ覇者、読売ジャイアンツを完膚なきまでに叩きのめすことで、プロ野球界に強烈なメッセージを残しました…。恩義と復讐、情けとあだ、この対局する二つの言葉を並べた『恩讐』という熟語ですぐ思いつくのは菊池寛の短編小説『恩讐の彼方に』ではないでしょうか。小説では最後は仇討ちを果たさなかったのですが…。

なぜセ・リーグがDH制? 「恩讐」が築き上げたパ・リーグの強いチーム作りの差(木村公一) - Yahoo!ニュース
今オフ、巨人から提案された指名打者制度(DH)の導入。実現には至らなさそうだが、果たしてセ・リーグで導入するメリットはどこにあるのか? いや大事なことは、もっと別のところにあるのではないか?

(木村公一/スポーツライター、2020/12/26)

私が大学進学のため上京したのは1993年でした。27年前ですか…。東京に出てきて、右も左も知らない私が初めてお給料をいただいたアルバイトが、東京出身の学友から教えてもらって始めたシミズスポーツの東京ドームスタッフでした。外野席入口でのチケットもぎりと、試合後のゴミ拾い。巨人対カープの試合がバイト代を貰える上にチラ見できると思って始めたのですが、私に回ってくるのは当時一番不人気のロッテ対日本ハム戦ほか、日本ハムの主催試合でした。観客は約6,000人~10,000人ほどで、バイトとしては楽なので恵まれていたと云えるのですが…。試合はウインタース選手が盛り上げていたような…、27年前の記憶をたどるはもう、ほんまにキツイですね~。

パ・リーグが現在の人気と実力を兼ね備えて来るまでにかけてきた時間…。それを想うと、セ・リーグがこれからどうやって巻き返しを図るか…。パ・リーグがこれから進化することはあっても、退化する理由は無いため、それ相応の年月は心して構えないといけませんね…。

2リーグ制となって初めて日本シリーズが行われた1950年に毎日が優勝して以来、70年の時を経て、今季ついにパがセを上回った優勝回数。パ・リーグ球団が一丸となって、セ・リーグに追いつけ追い越せと切磋琢磨している間、セ・リーグは旧態依然のまま…。高給取りはFAの名のもとに、ファンのガス抜きを選手に向かわせて巨人様に引き取ってもらうシステム。コロナ禍で人々の生活が大きく変わろうとしている今、放映権だけでなくチケット収入すらままならないとなった今、実はセ・パ両リーグが競り合って相手を貶めるのではなく、手を取り合って高めていく必要があるのでは思う今日この頃です…。(勝負の世界なので、情けは必要ありませんが…。)

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