延長12回制に向けて

プロ野球

昨季とはまた違った継投パターンとなるのでしょうか? 9回で試合が決まっていた昨季と違い、9回終了時で引き分けていたら、延長戦に突入し勝負が決まらないなら12回までという今季の制度。1試合で最悪3回も投球回が増えるのですから、投手陣への負担が大幅に増えることは間違いないでしょう。延長突入を昨季で置き換えたら、引き分け試合がセ・リーグで2番目に少ない12回(1位は阪神の10回)で、一番多い20回の巨人と比べると、まだ負担が少ないともいえますが…。単に得点と失点の差が少ないと引き分けも多いはずですが、爆発的な打力で昨季セ・リーグ覇者のヤクルトが引き分けを18回もしているのは、9回制を巧みに利用した試合巧者ということなのでしょうね。

30日の合同練習で初参加した栗林良吏投手(25)は、『昨季は被安打よりも与四球の方が多かった。そこを減らせば球数も減り、今までの球数で2イニング投げられたりもする。無駄なボールを減らしていけたら』と、制球力の向上を目標にしていますが、昨季のチーム四球数は、カープが483でワースト1位、2位は巨人の464、1番少ないのはヤクルトの363なんですね。その差はデカい…。

2021年度 セントラル・リーグ チーム投手成績
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広島・栗林 制球改善で見据える先「今までの球数で2イニングも」、与四球減少なら鬼に金棒 - スポニチ Sponichi Annex 野球
 広島の守護神・栗林が課題とする制球力アップに手応えを感じ取った。30日はマツダスタジアムでの合同練習に初参加。新春初めてブルペン入りし、捕手を立たせての投球ながら好感触をつかんだ。

(スポニチアネックス、2022/01/31)

栗林投手と同じく、日南入り前の最後の1日で初参加した昨季最多勝の九里亜蓮投手(30)は、並々ならぬ意気込みでキャンプインに備えて来られたようで…。

広島・九里 最多勝では終わらん!投球フォーム改造、開幕投手も「意識してやりたい」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
 広島・九里亜蓮投手(30)が最多勝からの進化に自信をのぞかせた。30日はマツダスタジアムでの合同練習に初合流。既にブルペン入りし、100球程度の投球練習をこなしたと明かした。昨季13勝(9敗)を挙げ、初タイトルに輝いた右腕。改めて初の開幕投手に意欲を示し、投手キャプテンとしてさらなる飛躍を誓った。

(スポニチアネックス、2022/01/31)

開幕に照準を合わせた好投手が揃い踏みする中で、つい気合が入りがちなのは新人投手の皆さんですが、あくまでもマイペースで調整していただければと…。延長12回制ですと、きっと、遅くとも夏場にも必要とされるときが訪れますからね。北別府さんも、オーバーワークには気を付けてとのことですよ。

新人はキャンプでアピールしなくてもいい?北別府氏が助言「マイペースでやること」/デイリースポーツ online
春季キャンプが近づいてきた。昨季、新人として栗林、森浦、大道の3投手が活躍した広島は今年も多くの即戦力選手が入団。期待大だが、デイリースポーツウェブ評論家の北別府学氏は「オーバーワークは避けること」と、あくまでもマイペースで仕上げていくこと...

(デイリースポーツ、2022/01/30)

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