こてんぱんだった。観ていられない試合だった。テレビ中継を観ていたが、チャンネルを替えようとする私に対し、9歳の息子は逆転するから替えないでと言った。カープが強くなった頃に野球を覚えた息子。逆転のカープはもうそこにはない…と悟った。
9回裏、鈴木誠也選手が放った7号ソロホームラン。マツダスタジアムでは開場以来初となる「2桁失点&零敗」を逃れた重い一発だったそうだ。

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(スポニチアネックス、2020/7/16)
あの一発を観て、ふと過去の記憶が蘇ってきた。2000年代、場所は横浜スタジアム。0-8で完封負け近い9回表(記憶が曖昧だが)、新井貴浩選手の一発。結果1-8の敗戦。やっと“宮島さん”が歌えると喜ぶ私の隣で、一緒に観戦していた会社の先輩(東京出身の大カープファン)がなぜか激怒していた。『今頃打つんじゃねえ…。』と。
あれから少しの時が経ち、新井選手は広島を去った。私が言いたいのは、鈴木誠也選手は、そろそろ…なのだ。次の4番を急いで育てないと…。また、アレックス・オチョア選手やエクトル・ルナ選手みたいに中日に頼ってる場合か? ダヤン・ビシエド選手(いいねえ)…、ないない。
カープが常勝軍団であるために…。長い暗黒の時代、苦い経験の記憶が蘇り、少し焦燥感に駆られた。
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