勇気をもって若手起用を!

プロ野球

今、カープは分岐点にあります。残りの40試合がどうのこうのと言うんじゃなく、長期的視野に立ったとき、2・3年で再起を図れるか、長い暗黒の世界が待っているかの…。

私たちは夢をみていました。初のクライマックスシリーズに沸いた2013年。交流戦さえなければの2014年。目に見えて強くなっていくさなか、黒田 博樹投手が広島に帰ってきた2015年。2016年9月10日の東京ドーム。2位と10ゲーム差なのに味わった屈辱の2017年。新井さんと最後まで日本一を追いかけた2018年。去年は連勝連敗の繰り返しで案外楽しかった…。確かに、私たちはカープと一緒に夢を追い、感動を分かち合いました。それは、儚い夢などではありませんでした…。確かにみたのです。

しかし、過去の栄光は捨てましょう。「逆転のカープ」は去年のキャッチコピーです。カープが地元で強いというのも、もはや幻想です。

昨日、今村 猛投手が2軍に降格しました。21日に1軍に上がったと思ったら、巨人戦では本来の力が発揮されず、24日に1軍登録抹消。ショッキングな出来事ですが、それが現実です。私は、3連覇に多大なる貢献をした彼の輝かしき記録を忘れはしません。2017年の68試合登板は、その年の最多記録です。まだ若干29歳ですが、1軍で10年間425試合(2019年終了時点)という記録。2000年代、栄華を誇った中日ドラゴンズの最強セットアッパー、浅尾 拓也投手が現役11年で416試合という記録と比べてみても、その凄さが伺えます。

上述の今村投手をはじめ、中﨑 翔太投手、K.ジョンソン投手、大瀬良 大地投手といった、3連覇を支えた主力投手がまとめて今年活躍できていないのは、一過性のものでは無く、栄華の後に必ず訪れるものなのでしょうか…。その代償の大きさは計り知れません。

最強カープが最下位を争う現実。私たちは、栄光の余韻という楽しみを味わうことなく、いきなり往復ビンタをくらった気持ちではありますが、夢から覚めた気がします。

今日からの10連戦。大差で負けてもいい。若手を積極的に活用し経験を積ませて、来年、再来年へと、次につながる采配を願ってやみません。(1番タナ・2番キクは、ねぇ。)

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