ルート66。アメリカ合衆国中東部のイリノイ州シカゴから、西部のカリフォルニア州サンタモニカまで結ぶ、全長3,755km(2,347マイル)の旧国道。まるで背番号66、遠藤淳志投手の投げ込む角度ある直球のように、西海岸という名のキャッチャーミット目掛けて伸びる道…。
そんな広大なアメリカ大陸に伸びる一本道のように、遠藤投手の投げる球は力強く見え、大きな背中は心強く思えた。
鯉の若武者・遠藤が巨人戦でプロ初完投 専門家が語る「打者は打ちづらい」理由とは
3年目・21歳の若武者、広島の遠藤淳志投手が2日、敵地・東京ドームで行われた巨人戦に先発し、2失点に抑えてプロ初完投。チームは9-2で大勝し、3連戦3連敗を辛くも免れた。かつてロッテの絶対的守護神として活躍した小林雅英氏が、遠藤の長所と課題を探った。
(full-Count、2020/8/2)
地元で3連敗を喫し、東京ドームでも2連敗中だった相手を土壇場でなぎ倒した。今日の勝ちは、背番号66にとっても大きい。初の完投勝利。しかも敵地でプロ入り後最多の118球を投げぬいた。ドラフト5位で入団した3年目、21歳の若手投手が掴んだこの1勝は、我々カープファンにとっても、雄大な道のりの大きな一歩だったと語られる日がきっと来るに違いない。
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