『赤く染まっている』

プロ野球

初々しいですね。入団会見を終えて、緊張から解き放たれた若鯉たちが徐々に打ち解けあっていく姿…。恒例のマツダスタジアム見学で、ドラ1黒原拓未投手(22)は『赤く染まっているというのが印象深い。そういう景色を見るというのを目標にして頑張っていきたいです』とコメント。残念ながらグラウンドでは少年ソフトボールの試合中で、恒例のマウンド上でのシャドーピッチングは行えなかったとのこと。

広島ルーキーが施設見学「赤く染まっている」1位の関学大・黒原拓未 - プロ野球 : 日刊スポーツ
広島のドラフト1位関学大・黒原拓未投手(22)ら新人11選手が11日、マツダスタジアムなどの球団施設を見学した。##head##--【関連記事】広島カープニュ… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

(日刊スポーツ、2021/12/11)

ほいじゃあ、おっちゃんが広島の街を紹介しちゃろうてぇ…。 まあ、新幹線で来たんなら、マンションが赤ヘルかぶっとった時点で、変じゃ思うとったじゃろ?

もちろん球場も赤いけど、JRも赤いんで~。室内練習場が2014年に出来て以降、明らかにカープがホームゲームで強くなったんで~。

新幹線で、広島駅降りた瞬間、カープ売り場だらけじゃったじゃろ? 最近、コンコースが出来たけぇ明るくなったんじゃが、北口は何もなかったんよ…。南口からズムスタにかけて繋がるカープロードを歩いてみて?

ローソンも赤いんで~(笑)。

むかしゃあ(昔は)、カープが優勝したら、本通りはちょうちん行列しよったよのお…。おっちゃん、小さかったんじゃが(5・6歳)、欲しいもんを親から買ってもろうて嬉しかったけえ、よう(しっかりと)覚えとるで…。

あっ!!!!

完全に忘れとった記憶がシナプスが繋がったせいで蘇りました…。それは、自分にとっての黒歴史…。カープが嫌いになった瞬間でした…。

それは、小学2年生ごろ(とすると1981年)だったか、母親とお昼時のスーパーみどり(後のザ・ビッグ)で、自分の手袋を物色していたところ、酒くっさいおっちゃんが寄って来て、『カープなら赤じゃろ?』って、赤い手袋を無理やり押し付けて来られたんですよ。もちろん、その場は、赤を買うそぶりをして…。記憶が定かではありませんが、カープカラーの赤じゃなくって、今でいう楽天カラーだった為、そそくさとその場を立ち去って、後で青の手袋を買ったような記憶があります…。私は、あれからというもの、赤が嫌いになりました…。広島市出身なんで、当然、将来の夢は広島カープの選手だったのですが、浩二さんも、衣笠さんもベテランの風格漂うオッサン(今でいう松山選手あたり?)でしたし、街全体がカープが強くて当たり前のような雰囲気だったのも、今思えば本当に生意気なんですが、あまのじゃくな性格の少年には、苦手でした…。

それが、18歳で東京の大学進学のため上京し、そこで、野球自体が人々の話題の中心ではないこと、新聞はカープの試合結果の為じゃなくて経済知識の為に読んでいること、誰も、三村監督のことを知らないこと、カープは試合結果もテレビで流れないマイナーなチームなんだということに気づかされて…。広島じゃ、テレビつけりゃカープじゃったのに…。あんなに、大事に大事にされとったのに…。カープと自分とを重ね合わせて…。愛おしく、愛おしく、熟成されていくのでした…。

嗚呼、昨日のブログ記事を消したい…。赤ネクタイでカープ愛を語ったら、カープが嫌いになってしまう人もいるでしょう…。おっちゃんのおせっかいはこれで終了で~す。

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