『彼がいたから僕がある』 広島5 – 3DeNA(10月14日)

プロ野球

それは余りに衝撃的過ぎて…。

カープ戦力外通告のニュース。記憶が定かではありませんが、午前中は久々に熱烈鯉党東京生まれの先輩と会って談笑し、来季こそはまた「めざましテレビ」に出ましょうね!(実は2018年4月に神宮球場で取材を受けていまして…。)と笑顔で別れたので、あの衝撃を受けたのは午後に差し掛かってのスポナビ速報だったかと思います。

ブリリン(着信バイブ音)、『プロ野球戦力外 広島 V3立役者30歳の今村ら6投手に通告』

『そんな…。うそ!』心の中でそう叫びました。まだ30歳…。しかも、引退という選択…。サラリーマンならこれからという年代に…。私は思い出しました。昨年9月21日にやっと1軍に上がってきたかと思ったら、巨人戦で本来の力を発揮できず24日に登録抹消。あの時、嫌な予感がしたんです。今村猛投手は、戦力としてみなされていないと…。

昨日は、奇しくも、彼と同学年で長崎でしのぎを削った旧知の戦友、大瀬良大地投手(30)が彼の登場曲でマウンドに上がり、本調子でない中でも6回を2失点で切り抜け、9勝目を挙げました。偶然かつドラマティック、しかし、余りにも残酷な…。

広島大瀬良大地「彼がいたから僕がある」戦力外の盟友今村猛に捧げた9勝目 - プロ野球 : 日刊スポーツ
盟友にささげた。広島大瀬良大地投手(30)が、6回2失点(自責1)で9勝目を挙げた。同学年で高校時代には同じ長崎県でしのぎを削った今村猛投手(30)がこの日、… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

(日刊スポーツ、2021/10/14)

広島・今村が戦力外 今季昇格なく「鉄仮面」の目に涙「純粋に楽しかったという思い出しかない」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
 広島は14日、今村投手猛(30)、中村恭平投手(32)、鈴木寛人投手(20)、行木俊投手(20)と育成の畝章真投手(26)、佐々木健投手(22)に来季の契約を結ばないことを通達した。行木は育成選手として再契約する方針。

(スポニチアネックス、2021/10/14)

広島今村猛、戦力外にうっすら涙「しんどい」2軍で好投も1軍に呼ばれず - プロ野球 : 日刊スポーツ
広島は14日、今村猛投手(30)、中村恭平投手(32)、鈴木寛人投手(20)、行木俊投手(20)の4人と、畝章真投手(26)、佐々木健投手(22)の育成2人の… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

(日刊スポーツ、2021/10/14)

通算11年、登板回数431回。21勝30敗36セーブ115ホールド。3度のリーグ優勝に貢献。

輝かしいプロ野球での実績を残し、彼は『まだやれるかな…という気持ちもあるけど、だからやるというのも違うなと思う。今年1年ダメだったら自分から言いに行こうかなという気持ちでやっていた。ちょうど30歳。いろんなタイミングがあるのかなと思う』と、その舞台から去っていきます。どうか、最後に1軍での登板、その雄姿をもう一度ファンの胸に焼き付けていただきたいです。カピバラ3兄弟の競演…。観たかった…。

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